式内 佐志武神社
概 要
社 号 式内社 出雲国神門郡 佐志武神社
読み:古 サシム、現在 さしむ
所在地 島根県出雲市湖陵町差海891
旧地名 出雲国神門郡
御祭神
建御雷神(たけみかずちのかみ) 経津主神(ふつぬしのかみ)
例祭日 10月18日・19日
社格等
『延喜式神名帳』(式内社)
山陰道:560座 大37座(その内 月次新嘗1座)・小523座
出雲国 187座(大2座・小185座)
神門郡(カムト):27座(並小)
『出雲国風土記』「佐志牟社」
近代社格制度 旧村社
創建 天平5年(733)『出雲国風土記』に「佐志牟社」と記載があるのでそれ以前
本殿様式 大社造 茅葺
境内摂末社(祭神)
恵比須社・荒神社
文化財
市無形文化財「神事華」と「神事舞」
一口メモ
出雲市の西南、神西湖と日本海の中間に位置し、広い道路沿いにある。
歴史・由緒等
出雲国風土記の「佐志牟社」に相当する。
建御雷神と経津主神を祀る。社伝によると「上古、二神天神ノ命ヲ奉シ國土禅譲ノ事ヲ大己貴命二問ハント須々美降リ玉ヒシ地ナルヲ以テ須々牟トイフベキヲ、後世佐志牟ト云へルナリ」とある。
「出雲国風土記」では、「佐志牟社」として記される古社。また日本書紀によれば、「高天原から葦原中国を平定するため、経津主神(ふっつぬしのかみ)と武壅槌神(たけみかずちのかみ)を遣わされた」とあり、この二神が降臨されたのがこの地であったとされています。
400年前からとも700年前とも云われる勇壮な「神事華」と「神事舞」の奉納があります。
神事舞は、稲佐浜での国譲り神話を祭神である二神と一頭の獅子とで笛や太鼓の囃子に乗りながら舞うものです。
神事華は、杉や檜の丸太に約70本の竹を付け、それに金、銀、紺、赤、緑の紙で折った華1000枚が飾られた、直径5m、高さ6m、重さは200kgもある華やかなものです。若い衆が木遺りを唱いながら地区内を練り歩く古い歴史を持つ祭りです。
「出雲観光ガイド」
境内・社叢
鳥居 社号標
入口の狛犬
境内の狛犬
しゃれた手水鉢
拝殿 本殿
境内社
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